岩倉駅 (京都府) (Iwakura Station (Kyoto Prefecture))
岩倉駅(いわくらえき)は、京都市左京区にある叡山電鉄叡山電鉄鞍馬線の鉄道駅。
駅構造
相対式2面2線のプラットホームを持つ。
それぞれのホームに出入り口があり、スロープも備えている。
無人駅であるが出町柳駅行きホームには自動券売機とトイレがある。
自動券売機は平日の7時から17時まで、土曜・休日の9時から17時まで稼動するほか、平日の7時から9時までのみ定期券の予約受付のため駅員が配置される。
ホームのほぼ全体を上屋が覆っている。
両ホームは駅の出町柳駅側の府道踏切で連絡する。
以前は他の駅と同様に府道の踏切から階段で出入する構造であったが、2006年の隣接地への京都市岩倉地域包括支援センター開設に伴うバリアフリー化のために現在の構造に改築された。
駅周辺
住宅街にあり(岩倉地区は市街化調整区域のため、高層マンションなどの大規模開発は出来ず、一戸建て住宅と低層集合住宅が中心となっている)、京都府道106号神山岩倉停車場線に面している。
1キロ弱の距離があるが京都市営地下鉄烏丸線国際会館駅へも徒歩で行けるため、出口には「地下鉄国際会館駅方面」の案内表示がある。
京都市立洛北中学校
岩倉川
大垣書店岩倉店
京都岩倉郵便局
実相院
京都市岩倉地域包括支援センター
バスのりば
岩倉駅前
(駅から北へ300メートルほどの府道との交差点付近)
京都バス
岩倉実相院、岩倉村松、国際会館駅、北大路駅、出町柳駅、四条河原町、京都駅方面 (同一行先でも系統により乗場が異なるので注意)
歴史
戦後、1958年から32年間にわたって複線区間の末端であったため、当駅折り返しの列車が多く設定されていた。
二軒茶屋駅まで複線区間が延伸されたため、現在は折り返し列車の設定はない。
1928年(昭和3年)12月1日 鞍馬電気鉄道の駅として開業。
1942年(昭和17年)8月1日 会社合併により京福電気鉄道の駅となる。
1944年(昭和19年)11月10日 当駅を含む、山端(現・宝ヶ池駅)~二軒茶屋駅 (京都府)間が、戦争に伴う資材供出のため単線化。
1958年(昭和33年)4月9日 宝ヶ池~当駅間が再複線化。
1986年(昭和61年)4月1日 会社再編により叡山電鉄の駅となる。
1990年(平成2年)9月28日 当駅~二軒茶屋駅間が再複線化。
2006年(平成18年)4月1日 隣接地に京都市岩倉地域包括支援センターが開設。
これまでにバリアフリー化のために現在の構造に改築。
隣の駅
叡山電鉄
鞍馬線
八幡前駅 (京都府) - 岩倉駅 - 木野駅